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妊娠糖尿病患者の運動

妊娠糖尿病と診断された場合の
運動メニューやタイミングなどについて知っておきましょう。

日本医科大学先端医学研究所生体機能制御学 教授
南 史朗先生


妊娠中の運動には、出産に向けての体力維持や体重管理、ストレス解消などの効果があります。しかし、妊娠糖尿病と診断された場合はどうでしょうか? 運動メニューやタイミングなどについて知っておきましょう。

妊娠糖尿病にも運動療法は必要?

妊娠糖尿病とは、「妊娠中に初めて発見または発症した糖尿病に至っていない糖代謝異常」のことです。もともと妊娠中は血糖値が高くなりやすいのですが、妊娠中に血糖値が上昇し、うまくコントロールできない状態が続くと、妊娠後半に胎児が栄養過剰となり巨大児の発生率が高くなります。運動をすると、血糖値のコントロールが改善され、妊婦の体調管理にもよい効果が期待できます1)。

また、肥満や妊娠中の過度な体重増加は、血糖値を上昇させるのみならず、 妊娠高血圧症候群をはじめとする周産期異常の原因となります2)。したがって、適切な運動をして血糖値や体重のコントロールをすることは大切です。

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