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不妊症とは?

「いずれは子どもが欲しい、でも、今はまだいらない」と、生理不順やカラダの不調をほったらかしにし ていませんか?産みたいと思ったときにあわてないために、日頃から、将来の妊娠に向けてホルモンバランスを整えておくことが大切です。 まずは、毎日基礎体温を測定することで、排卵の有無やホルモンバランスをチェックできます。 今すぐ妊娠を望む人も、いずれは欲しいと思っている人も、健康的なカラダづくりをこころがけましょう。
監修:対馬ルリ子
医療法人社団フィーメールガーデン 理事長
女性ライフクリニック銀座 院長

不妊症ってなに?

日本産婦人科学会では「妊娠を望んで、避妊をせずに性交しているのに2年以上妊娠しない」というのが、不妊の定義です。 女性の場合、年齢とともに卵巣の働きが低下します。また、ストレスが卵巣に影響し、ホルモンバランスがくずれ排卵がお休みしている可能性もあります。

●女性側に考えられる不妊の要因

  • 排卵障害……卵巣の中で卵が育たなかったり、排卵しない場合
  • 卵管障害……卵管がせまい、つまっている、癒着があるなどで受精できなかったり、受精卵が移動できない場合
  • 子宮頸管の精子通過障害……精子が子宮頸管を通過できないような場合
  • 子宮の着床障害……受精卵が子宮内膜に着床できない場合

●男性側に考えれる不妊の要因

  • 性交障害……勃起しない、勃起しても射精しない場合
  • 精路通過障……精子の輸送経路に異常がある場合
  • 膿精液症……精液に白血球が増えて、精子の動きが悪くなる場合
  • 造精機能障害……元気な精子を数多くつくれない場合

●こんな基礎体温の人は、要注意!

生理周期
●低温相と高温相の温度差が0.3℃以下であったり、高低がはっきりしない

排卵していない可能性があります。もし、生理があったとしても排卵がなく、プロゲステロン(黄体ホルモン)が分泌されてない「無排卵月経」の可能性があります。

●体温の高い時期(高温相)が9日以内

卵巣の働きがやや低下していることも。女性ホルモンのひとつである、プロゲステロン(黄体ホルモン)の分泌異常がある「黄体機能不全」の疑いが考えられます。

どちらも不妊症の場合がありますので、気になる場合は婦人科を受診しましょう。

不妊検査のいろいろ

症状により、検査の内容は異なりますが、検査をすることで原因がつかめ、妊娠を可能にできる比率も上がります。

  • 卵管通気検査
  • ホルモン検査
  • 超音波検診
  • 子宮卵管造影(HSG)検査
  • 子宮鏡検査
  • ヒューナー検査
  • 腹腔鏡検査
  • 子宮剄管粘液検査
  • 卵管鏡下卵管形成術

 特殊なバルーンカテーテルで卵管の通過障害を低侵襲( カラダにダメージの少ない) で治療し、卵管内腔を観察。
 日帰りも可能な女性に優しい手術です。
 くわしい「卵管鏡下卵管形成術」についてはこちら »

※生理は、正しくは「月経」といいます。ここでは、皆さんになじみのある「生理」をつかっています。
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アナログ版基礎体温表(PDF) からだにやさしい不妊治療